Monthly Archive:: July 2018

飲酒運転についてのルール

この記事では、飲酒運転に関して説明していきます。飲酒運転は絶対にしてはいけないのは大前提ですが、法律でどのように定められているのか、また飲酒したら運転までどのくらい時間をおかなくてはいけないのかを見ていきましょう。 飲酒運転をした運転手への罰則 飲酒運転には、酒気帯び運転と酒酔い運転の2種類があります。 酒気帯び運転は、本人の状態にかかわらず、血中アルコール濃度が基準に達しているかいないかで判断されます。酒酔い運転は、血中アルコール濃度にかかわらず、酒の影響で正常な運転ができない危険がある状態を指します。お酒にとても弱い人の場合、血中アルコール濃度が基準以下でも、酒酔い運転になる恐れがあります。 酒酔い運転は、免許取り消しかつ5年以下の懲役又は100万円以下の罰金となります。酒気帯び運転の場合は、血中アルコール濃度が0.15~0.25mgの場合は免許停止に加え3年以下の懲役又は50万円以下の罰金、0.25mg以上だと免許取り消しに加え3年以下の懲役又は50万円以下の罰金という罰則が下されます。 アルコールが抜けるのは飲酒何時間後から? 飲酒後、アルコールが体から抜ける時間は体重、飲酒量、アルコール度数によって変わってきます。例えば、体重60㎏の人が5%のビール1缶(350ml)を飲んだ場合、アルコールが抜けるのは一般的に2時間20分後。50㎏の人では2時間50分後、70㎏の人では2時間となります。より多く飲酒すればそれだけ抜けるのに時間がかかることになります。

軽自動車と普通車の違い

この記事では、軽自動車と普通車の違いについて説明します。 車の細かなタイプ分けについては、別記事「車の種類について知ろう」も参照してみてください。 軽自動車とは何か 道路運送車両法によると、軽自動車の条件は以下のように決まっています。 ・排気量が660cc以下 ・全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0m以下のもの。 ・乗車定員は4人以下 ・貨物積載量は350kg以下 これらに当てはまるものは、軽自動車と呼ばれます。この規格は戦後すぐに定められた、日本独自のものです。普通車は、これに当てはまらず、かつ乗車定員10人以下、全長4.7m、全幅1.7m、全高2.0m以下、総排気量2000cc以内という条件を満たすものをいいます。 コンパクトカーとは違う? コンパクトカーと呼ばれるタイプの車がありますが、こちらは普通車の中でも小型なものであって、軽自動車とは異なります。多くが法律上は「小型乗用車」に当てはまります(大きさや排気量の条件は普通車と同様です)。 軽自動車の性能 軽自動車は普通車と比べ、エンジン排気量が半分ほどしかないため、パワーもなくあまり走らないというイメージがありますが、近年開発が進み、性能が大幅に向上しています。普通に街中を走る分には、普通車と変わらない乗り心地であるといいます。 安全性も、普通車と大きく変わることはありません。ただ事故件数等から、普通車の方が安全性が高いと言えるデータも出ています。軽自動車は場所をとらないため、現代人のニーズに合っているのでしょう。人気が飛躍的に高まり、今や多くの売上ランキング上位に軽自動車が入っています。

車検とはどんなことをする?

こちらでは、車検について詳しく解説します。車検は車を所有している人の義務なので、法律違反とならないためにも知識として知っておくようにしましょう。 車検とは何をするもの? 車検とは、自分の所有する車が、国が定めた「保安基準」を満たしているかどうかを検査するものです。事故や故障を防ぐためには欠かせないものとなります。新車なら初回は購入から3年後、それ以外は基本的に2年に1回の車検を受けることが義務とされています。これを怠ると厳しい罰則が下されます。 車検を受けるために必要なのは、自動車の点検・整備と、自賠責保険への加入です。自賠責保険加入は車所有者の義務なので、これは問題ないはずです。車検はディーラーやガソリンスタンドで行われていますが、その際点検・整備も依頼して同時に行う人がほとんどです。 車検の料金 車検料は、法定費用と基本整備料金の2つの合計です。車検基本料には点検・整備代、検査代、代行手数料が含まれており、これは車検を受ける施設や車種によって変わってきます。一般的に、ディーラーでは4~10万円、民間整備工場では3~8万円程度の範囲になるようです。 法定費用には、重量税、自賠責保険料、印紙代が含まれています。この3つの金額は、車のタイプごとに一律の料金が定められているので、法定費用だけは自分で事前に計算できます。 印紙代…軽自動車1,400円、小型自動車1,700円、普通自動車1,800円、自賠責保険料(2年分)…軽自動車25070円自家用乗用車25830円、重量税…軽自動車は一律6,600円、軽自動車以外は500㎏ごとに金額が増えていきます。

車の種類について知ろう

自動車にはさまざまな種類があります。ここでは、車のボディタイプについて簡単に説明します。 セダン 最も一般的なタイプの車がこのセダンです。凸型をしており、昔から「車といえばこれ」というトップイメージに君臨し続けてきましたが、最近は軽自動車に人気が押されています。 ワゴン 5ドアで、車室とトランクルームの仕切りがないタイプです。セダンにさらに荷物を置くスペースを増やした構造になっており、より多くの物を運ぶことができます。ワゴンの中にもさまざまなタイプがあり、車高の低いものをステーションワゴン、車高の高いものをトールワゴンと呼びます。 ワンボックスカー ワンボックスカーは車室と荷室を統合した1ボックスという作りになっています。耐久性が高く、パワーも荷物容量も大きい車として、さまざまな用途に活用できます。社用車に使われることも多いです。 代表的なものにトヨタのハイエースがあります。 SUV スポーツ・ユーティリティ・ビークル(sport utility vehicle)の略であるSUVは、「多目的スポーツ車」とも呼ばれ、オフロード(舗装されていない道路)を走るのに適しています。近年では街中を走行するのに対応したクロスオーバーSUVが開発され、一般のドライバーからも注目を集めています。 ミニバン 3列シートを持ち、他の車より収容人数が多いミニバンはファミリーに人気のタイプです。ワンボックスカーと似た形をしていますが、ワンボックスより小さめのサイズのものが多いようです。 この他に、軽自動車に分類されるタイプがあります。詳しくは「軽自動車と普通車の違い」を読んでみてください。