◇テスラ社とはどんな会社なのか?
テスラは2003年に設立されたアメリカにある新しいモーター会社で、スタイリッシュかつパワフルなカーを製造販売しています。この自動車会社の事業内容が電気自動車の製造販売であり、テスラはEVを中心に製造販売している会社です。その会社代表者であるイーロン・マスク氏は世界を代表する天才経営者ともいわれる人物で、故スティーブン・ジョブズに次ぐイノベーターとして知られている人物になります。さらに、この方は映画のアイアンマンの中に登場する主人公のイケメン経営者であるトニースタークのモデルになった人物だといわれているのです。
◇テスラ社のカーはスタイリッシュな点がポイント
テスラのすごさとして挙げられるのが、どの種類もEVとは思えないほどの外観の美しさです。EVはとても環境に優しくクリーンだと注目されていますが、イメージ的にはなんとなく外見などがあまり洗練されていないというイメージをもつ人もいるかもしれません。しかし、テスラカーはとてもエレガントで、テスラ・モデルエックスガルウィングドアなども採用されており非常に格好がいい外観デザインになっています。テスラ社の製品はトヨタと提携して作られたものなどもあり、デザイン面もとても上質です。シンプルですが品があり、美しいということがこの会社の製品のよさがあるのです。
◇パワフルな走りが特徴
アクセルを踏み込むと非常にスムーズに立ち上がるといわれ、その点に定評があるのがこの会社の商品です。ゆったり優雅で常に必要十分な加速が実現できるという評価や、アクセルを踏み込む足の動きにしっかり応えて高速区間で一気に時速96キロくらいまで加速するという特徴もあります。そのため、パワフルな馬力がとてもすばらしいといった定評があるのです。イーロン・マスクCEOもポルシェやBMWにも引けを取らないボディーの加速についてコメントしており、パワーをしっかりと路面に伝えるパワフルな走りもこの会社のカーの利点といわれているのです。
◇走行距離の課題もクリアしているといわれる
テスラモデルSの高級セダンは驚異的な燃費が実現されています。370キロを走っても電気代がわずか500円未満という圧倒的な燃費ではないでしょうか、このモデルは家庭用コンセントで充電時間はわずか45分で最大500キロを走行可能といわれているのにはびっくりです。EVはガソリンカーに比べると走行距離は短くて200〜300キロくらいといった課題があったのですが、テスラはそのような走行距離の課題もクリアしているということなのです。また、1回の充電で1000キロを走行したといった記録もあり、走行距離に対する不安もなくなったともいわれるほどです。もちろんこれは搭載されているエンジンにもよるといえますが、ガソリンタイプのように長距離走を走行できるか不安という点については著しいマイナス点はないといえます。
◇オートパイロット機能が搭載されている
このモータースの商品のすばらしさとして挙げられているのが、オートパイロット、自動運転です。この機能は海外では導入に向けテストなども進行しています。そして、この自動運転機能は機能によってレベル分けがなされており、0から5段まで、6段階のレベルが設定されています。そして、この会社の製品は最大レベルといわれるレベル5を目指しているのです。
このレベルは6段階あり、レベル0は運転自動化なしというレベルで、運転者が全ての運転に関わる操作などを行います。そして、その次がレベル1の運転支援のレベルです。レベル1では搭載されているシステムが前後や左右のどれかの車両制御の運転タスクのサブタスクを実施するということになっています。
そして、レベル2は部分運転自動化といわれるレベルで、システムが前後・左右の両方の車両制御に関する運転タスクのサブタスクを行うというレベルです。また、レベル3の条件付き運転自動化は、ある特定の状況下でカーシステムが全ての運転タスクを行うようになります。そしてそのようなシステムの要求などに、運転者が適切に対応することが期待されるといったレベルです。レベル4は高度運転自動化で、ある特定の状況下でシステムが全運転タスクを行いますが、このようなシステムからの要求に人が対応することは期待されていません。そして、レベル5は完全運転自動化です。限定条件なく、システムが全ての運転タスクを行います。この会社の製品はこのレベルを目指し、予備対応時で、人が対応することは期待されません。このテスラ社の車には、このレベル5の完全自動運転ができるようになる機能が搭載されるということなのです。テスラモーターズはAWDデュアルモーターとしてよく知られ、燃費効率が計算しつくされており効率よく加速します。他車と比較するととても軽くスピードが出ます。このように、とても魅力的な点がたくさんあるということがこの会社の車の特徴です。